NDBS 7


NDBS No.7 主表一部から他主表作成 c:\ndbs\rfitrfcy.exe 
 データベースの一部を取り出し別構造の新規データベースを作成


NDBS07-1 概要
 複写先 RF. に複写元 RF. の中の任意の項目を取り込みます。
  複写先 RF. は存在していても、いなくても構いません。 
  複写先 RF. が存在している場合は照合しながら複写できます。
  複写先 RF. と複写元 RF. のスキーマが違っていても構いません。


NDBS07-2 準備とプログラムの起動
 (1) 準備
  複写情報を記述したテキストファイル xrfitcpy.Txt が作業場所の form の下に必要です
    複写情報ファイル名が異なる場合はキーから入力することができます。
  ここでは住所録の主表 D:\tuser\ndbtrain\data\adrsdata から、
    氏名と郵便番号と住所と電話番号を取り出し、
    新たに作業場所の xmeibo という名前のファイルに複写してみます。
    作業場所は D:\tuser\ndbtrain とします。

  複写情報を記述したテキストファイル XRFITCPY.Txt の作成
    このファイルの名称は別の名前でも構いませんが MS-DOS 形式でなければなりません。
      ファイル名は 8 バイト以下、拡張子は 3 バイト以下にして下さい。
      ファイル名は半角英数文字にして下さい。
    このファイルの作成はテキストエディタで次のように記述します。
  このファイルは既に作業場所の form の下に保存されており、下記のように記述されています。
  複写情報を変えたい場合はこのファイルを叩き台に訂正して下さい。


  複写情報記述ファイル XRFITCPY.txt の記述内容
  RF. から RF. に一部レコードの一部項目をコピー
  プログラム RFITRFCY.C 複写項目ファイル Form\XRFITCPY.Txt
  A: 複写元のファイル名、1レコードのバイト数 (Max 8000) , data\adrsdata, 320
  B: 複写先のファイル名、1レコードのバイト数 (Max 8000) , xmeibo, 160
  C: 複写したいレコード数                , 200
  D: 複写元の先頭レコード番号             , 1
  E: 複写先の先頭レコード番号             , 1
  F: 複写条件 1 付ける  0 付けない         , 0
  G: 複写元 複写元 複写先
   位置、 バイト数、位置
   0, 0, 0
  H: 複写項目数(最大 100)               , 4
  I: 項目 複写元 複写元 複写先
   名称、位置、 バイト数、位置
  氏 名 , 9, 16, 5
  郵便番号, 301, 7, 44
  現住所上, 51, 60, 51
  電話番号, 111, 12, 111
  J: エラー出力ファイル名                , Xrferr.Txt


  記述上の注意

  空色の部分だけを訂正して下さい。
  複写情報記述ファイルは I: の次の行までは、 14 行の改行されたデータから成ります。
  I: 項目名称 の下の項目名以外は 必ず半角文字で入力して下さい。
  複写先ファイルが既に存在しているときは、複写元と複写先の情報を照合して複写できます。
    この場合は F: 複写条件 1 付ける  0 付けない  の右のカンマの右に 1 を入力します。
    ついで G: の行の次の次の行に照合する文字列の記録位置と長さを入力します。
    複写元と複写先の文字列を比較して一致しないレコードは複写をしません。
  H: 複写項目数 に入力した数は、 I: の行の次の次の行から記述する行数と 一致していなければなりません。
  J: エラー出力ファイル名 の行には 手を付けないで下さい。
  余分な改行をしないで下さい。

 (2) 起動
  実行プログラムは c:\ndbs\rfitrfcy.exe.exe です。
  作業場所に メニューショートカット NDBS2 を作成して、これをダブルクリックし、そのメニュー画面で、
     07 主表一部から他主表作成 をダブルクリックして下さい。
    メニューの組み込み方法は、 NDBS 38 業務実行メニュー を参照して下さい。
  プログラム rfitrfcy.exe form\xrfitcpy.txt を引数として呼び出され、
  NDBS07-1図 に示す MS-DOS の黒い画面が現れます。

NDBS07-1図
画像ファイル  が見つかりません




NDBS07-3 使用方法

 RF. からRF. に一部項目をコピー のメッセージが表示されます。
   複写情報記述ファイル名は form\rfitcpy.txt で良いですか
     はい --> 'Enter'   いいえ --> '0 Enter'
     のメッセージに対しては Enter と入力します。
   複写情報記述ファイルのパス名が form\rfitcpy.txt と異なる場合は '0 Enter' と入力してから
   実際の複写情報記述ファイルのパス名を入力します。

   複写情報が NDBS07-1図 に示すように表示されます。
     良い '1 Enter' 再度設定 'Enter'
     のメッセージに対しては 1 Enter と入力します。

   複写が開始され複写元と複写先のレコード番号が表示されます。最後に次のメッセージが現れます。
     複写を終了しました 'Enter' しなさい。
     このメッセージに対しては Enter と入力します。

   終了しても画面の下のタスクバーに MS-DOS の窓が残る場合があります。
     このよう場合は強制的に終了させて下さい。